1991年のアーバン入居時には、当団地は高速道からの騒音問題、産廃中間処理場のばい煙問題がありました。当初、その対応部門として管理組合に「環境専門委員会」が設けられましたが、行政との窓口は自治会になるため1993年に管理組合から自治会へ役割移管しました。現在は、生々しい環境問題は解決し、2018年に周辺10自治会と「深作多目的遊水地協議会」を立上げ、公園・遊水地の自然環境を考える会にもなっています。住みたい「東三番街」および「春野」を維持・改善活動するために協力いただけるメンバーを探しています。フルタイムの活動でなくても、協力いただける方は自治会へお知らせ願います。
「赤とんぼ(アキアカネ)」
秋空に飛び交う赤とんぼを目にすると、秋の訪れを感じる方も多いのではないでしょうか。秋の季語にもなり、昔から親しまれてきた「赤とんぼ」は、トンボ科アカネ属に分類されるトンボの総称です。 日本には約20種のアカネ属のトンボが生息していますが、すべてが赤いわけではありません。 中には茶色や青色の種もおり、その多様さに驚かれるかもしれませんね。 赤とんぼの代表格といえば「アキアカネ」。 深作多目的遊水池やその周辺環境でもよく見れられる身近なトンボですが、近年その数が減少しています。生息地として利用してきた田んぼの減少や農薬の影響など、様々な要因が関わっていると言われていますが、皆さまも赤とんぼの数が少なくなったと感じたことはありますか。 これから先も田んぼや秋空を飛び交う赤とんぼに出会えるように。私たちが当たり前に見てきたこの景色を未来にもつなげていくために、微力ながら努力を続けていきたいと思います。
行政(緑地協会)にて照明灯の垂れ下がり、故障等の修理が完了しました。
2024年7月20日に環境専門委員会有志で枝切り実施。
1.旧荒井産業焼却施設の重大な環境リスク
@旧荒井産業焼却施設(※注1)は廃業後、解体・撤去されず24年間も放置状態。大量の煤塵(ばいじん)(※注2)が不適切に放置(写真B)されたまま、焼却炉内部には焼却灰、煤塵が満載の可能性があり、煙突及び焼却炉(写真D)もいずれ倒壊の可能性あり。もし煙突や焼却炉が大地震等で倒壊して、ダイオキシン類等の有害物質を含む煤塵等が農業用水として利用の綾瀬川に流出した場合は多大な環境汚染を引き起こす可能性があります。
※注1〜1990年産業廃棄物焼却施設として設置。1992年の東三番街入居時には、荒井産業の煙突からの煤煙・異臭(写真A)で窓が開けられない等に悩まされましたが、周辺住民との活動で2000年に廃業、2002年に土地所有権移転後も解体や撤去の作業が行われずに現在に至ってます。
※注2〜産業廃棄物が燃えた際に発生・飛散する微細なススや各種のダスト類。
Aさいたま市が2023年3月に旧荒井産業の敷地内を調査した結果、焼却施設内部の煤塵、燃え殻などの混合物から有害物質カドミウムが基準値の5倍、鉛が14倍、ダイオキシン類が15倍も検知された。 ※焼却施設内部(写真C:1990年代)の広さ・大きさに注視(人と比較)
B旧荒井産業の煙突(高さ約35m)の中央から綾瀬川までの距離は約18m、川幅は約16m(写真D) ⇒大地震等で煙突や焼却炉が綾瀬川へ倒壊の可能性あり。
2.旧荒井産業焼却施設への行政代執行
さいたま市議会議員の齊藤健一様の議会活動等のご尽力により行政代執行が実施されます。
@行政代執行までの経緯
今年1月15日に、ばいじん等の飛散、流出を防止する行政処分(措置命令)を行ったが、資金不足を理由に履行出来ないと申し出た。市は措置が講じられる見込みないとして行政代執行を決定した。
A行政代執行の内容・期間
●内容〜焼却施設を解体及び撤去し、生活環境保全上のおそれを除去します。
●期間〜令和6年(2024年)4月〜令和9年(2027年)3月 予定
↓詳しくはさいたま市ホームページを参照して下さい。
旧荒井産業焼却施設の行政代執行
東三番街側の石柱間のシャフト抜けで間違って自転車が走行時に転倒の可能性があるため3月13日’24年に行政(見沼区くらし応援室)にてシャフト施工してもらいました。
シャフト抜け(ロープで仮止め)
シャフト施工
ミラーにトラック?がぶつかりミラーの角度がおかしくなり、かつミラー自体もひび割れで交通事故の可能性があるため3月12日’24年行政にてミラーの修復をしてもらいました。
ミラー損傷時
ミラー修復
深作多目的遊水地協議会に参加いただいている、さいたま市議会議員の齊藤健一様から「旧荒井産業の所有者等にさいたま市から防止措置命令が発出されました」との報告がありました。旧荒井産業は、2000年に産業廃棄物処分業の許可が取り消され、2002年に競売により土地所有権が移転した後も、解体及び撤去されることなく放置されています。当該焼却施設の内部に付着及び残置されたばいじん、燃え殻の混合物からは、特別管理産業廃棄物に相当する有害物質(ダイオキシン等)が検出されていることから、それらの飛散、流出(煙突倒壊等)による生活環境保全上の支障が生ずるおそれがあるため、同社及び関係者に対し、ばいじんの飛散、流出を防止する措置を講ずべきことを命ずる行政処分を行いました。
詳しくは、↓さいたま市HPをクリックして下さい。
旧荒井産業に係る行政処分(措置命令)
1992年の東三番街入居時には、旧荒井産業の燃えカス飛来/異臭により、洗濯物が干せない、窓が開けられない等に悩まされましたが、周辺住民との活動により2000年に廃業しました。それかから24年が過ぎ、施設内の環境整備の第一歩がスタートします。
(下写真は、当時の夜間操業で、東三番街にもばいじんがかかっています)。
元々、旧荒井産業の場所は、遊べるような雑木林だったそうですが、1990年に操業が始まり2000年には今の状態になってしまいました。近隣の住民が、当時もっと周辺環境に関心をもって対応すれば、このような状態にならなかったかもしれませんね。
環境専門委員会 塚本
排水設備の不具合により水溜りが発生、埼玉県土整備事務所にて解消してもらいました。
アーバンみらい公園の(下記地図@A箇所)の排水口(スクリーン)に樹(立ち木)が生えており、かなり大きくなっています。 このままでは、地盤を壊しスクリーン機能の低下になるので、スクリーン内の樹を根から伐採していただくよう埼玉県土整備事務所へお願いし、’24年2月19日の週に伐根してもらいました。
@伐根前
@伐根後
A伐根前
A伐根後
2月11日に自治会連合会主催の「桜の剪定会&遊水地内のゴミ拾い」が行なわれ、東三番街からの26名と、他自治会からの方と合わせ合計37名の参加がありました。ご参加ありがとうございました。参加いただいた皆様、大変お疲れさまでした。集めたゴミについては写真を参照して下さい。当日は、遊水地内では地図の赤線部分で3ルートに分かれゴミ拾いを行いました。他に地図の楕円部で、ひがしはる野自治会、4丁目北自治会の方々にご活躍して頂きました。深作多目的遊水地に関心を持ち、このような定期的なゴミ拾い活動を行う事により、この数年遊水地の環境は大きく改善しています。今後も皆様のご協力をお願いいたします。3月3日開催予定の環境専門委員会主催の深作遊水地探鳥会も気持ちよく出来ると思います。ゴミが減ったので遊水地での散歩も、雑草が繁茂するまでは楽しめるので、是非遊水地を訪れてみてください。
環境専門委員会 三好
1月13日(土)に環境専門委員会のメンバーで、深作川沿いと遊水地(下流側)で清掃活動を行いました。(活動場所は下の地図を参照して下さい。)
この遊水地では初めての清掃活動でした。ここでは12月の草刈り後、雑草が繁茂する前の1月がベストタイミングでした。遊水地の周りを岩槻方面に散歩する際に、気持ちよく散歩出来ると思います。
環境専門委員会 三好
1月13日(土)14時に、浦和の上木崎四丁目自治協力会の20名が視察に来られ、遊水地の貯水量、アーバン地区の約30年の歴史および自然環境について、遊水地を回り説明を行いました。(自治会参加者:東2番街西澤自治会長、東三番街土屋自治会長、三好環専長、佐藤HP委員長、環専委員 塚本)。深作多目的遊水地に来られた理由は、上木崎四丁目自治協力会の玉井会長がさいたま市議時代に深作多目的遊水地を視察したことがあり、自治協力会での防災の取り組みの一貫として春日部の首都圏外郭放水路を見学後に、同じ治水機能を持つ深作多目的遊水地を視察することになりました。また、自治会が運用している「遊水地協議会のホームページ」も参考にされたそうです。説明は、小学校横の深作多目的遊水地の説明看板を使い、入居当時(1992年)の写真と比較し説明を行いました。@首都圏外郭放水路の貯水量は約70万m3ですが、深作多目的遊水地も同じく約70万?の貯水量になります。A入居当時は、遊水地には1本の樹もありませんでしたが、自然の力により、現在はバードウオッチングができるほどの樹が生えています。等々の説明を行いました。遊水地に下りてからは、8の字公園のラクウショウの呼吸根(これが意外に好評で皆さん写真撮影していました)や、カワセミが獲物をとる瞬間を見られ喜ばれていました。私たちにとっては見慣れた風景ですが、身近にいると普通になってしまうのですね。
環境専門委員会 塚本
昨年5月にさいたま市道路維持課に要望していました深作4丁目の一部未舗装道路(5番街横の家庭菜園横の農道)の舗装化が令和5年12月に完成いたしました。この道路は、児童の通行や住民の散歩道として利用されていますが、未舗装部は、雑草が生い茂り、ゴミの投げ捨てや、洗濯機等の粗大ゴミの不法投棄場所になっていました。また、違法駐車防止の柵により道路幅が狭くなり、車と歩行者がすれ違うのは用心しなければいけませんでした。
今回の工事により要望通り、未舗装部が舗装され違法駐車防止のコンクリートブロックは残して歩道として利用できるようになりました。ご活用願います。
洗濯機の不法投棄
こたつ机の不法投棄
舗装後
なお、要望書は、深作多目的遊水地協議会で協議し6自治会長連名(東1〜5番街、コスモ自治会、深作自治会)で、提出しております。
今後も、東三番街自治会は、東三番街のみならず、近隣自治会・周辺住民との交流を活かし、春野の住民に喜ばれる住環境改善を進めてまいります。
環境専門委員会 塚本
@探鳥会の報告(12月’23年開催)
12月2日(土)に環境専門委員会主催で、「第9回深作遊水地探鳥会」を開催しました。9名が参加し、23種類の野鳥を観察出来ました。遊水地の樹林の中では、尾を振る仕種が可愛いジュウビタキのメスを全員が観察することが出来ました。カワセミも観察出来ました。埼玉県内で観察する機会が減っているコサギに会えました。所謂シラサギには、ダイサギ、チュウサギ、コサギの3種類があり、コサギには足の指が黄色いと言う特徴があります。観察できたカモ4種類は下流側の島のある遊水地で観察されました。東三番街の隣の遊水地に居たカモ類はカルガモのみでした。カモ類が少ないのは12月まで暖冬が続いた影響かも知れません。
観察した野鳥(声だけを含む)
コサギ
ジョウビタキ
A探鳥会の予告(3月/’24年)
次回の第10回深作遊水地探鳥会は25年3月3日(日)に開催される予定です。2月中旬に、探鳥会のポスターを各号棟の掲示板に貼付します。3月では、12月の探鳥会と比較し落葉が終わっているので、野鳥を探し易くなっています。その頃の深作遊水地ではオオジュリン、ベニマシコも期待できます。カモ類も期待できます。皆さんの参加をお待ちしています。
B「2月/’24年桜の剪定会&遊水地のゴミ拾い」の案内
「桜の剪定会」は、春岡地区自治会連合会が埼玉県と交した覚書により行われる、遊水地周りに植樹された桜の管理の一環です。連合会が主催します。
「遊水地のゴミ拾い」は深作遊水地協議会が主催して行われる活動で、毎年東三番街自治会も参加しています。参加要領は後日掲示するポスターを参照して下さい。
10月29日に「埼玉県秋のプラごみゼロウィーク」に参加しました。活動場所は深作遊水地、8の字公園等のアーバンみらい公園、遊水地周りの道路です。東三番街から25名の方に参加頂きました。東三番街以外の近隣自治会からの参加もありました。皆さんのご協力で沢山のプラごみ、不燃物を回収出来ました。遊水地では薄型テレビを回収する事が出来ました。ご協力有難う御座いました。今後も春・秋と活動が続くので、再度のご協力お願い致します。
6/11に予定していた春のプラゴミゼロウィークが雨天中止となり、更に7/8に予定していた環境専門委員会の清掃活動も雨天中止となりました。
(清掃活動:夏季を除く不定期な1回/月の活動です。)今回、深作川ポンプ場下流右岸でゴミが目立つようになったので実施しました。
さいたま市北部公園整備課、公園緑地協会のご協力により、依頼の翌日には撤去されました。
<さいたま市北部公園整備課 中島様>
深作多目的遊水地のB地区(通称:8の字公園)の排水口が詰まって水が溜まっています。対応をお願いいたします。数日晴れていましたが、まったく水が引きません。よろしくお願いします。//東三番街自治会 環境専門委員会 塚本//
↓排水口の詰まり解消しました。
6月30日の状況
7月2日の状況
環境専門委員会が発見又は報告を受け、行政に対応を連絡した不法投棄は22年度 (22年4月から23年3月迄)1年間で22件ありました。多くが発見された場所は次の@ABの3か所でした。
@関前橋付近
A八反田橋付近
B自治会菜園付近
これらの場所は、夜間歩行者が少なく、人家に近づく手前の場所と考えられます。発見した不法投棄への対応は次の行政機関に連絡し依頼しています。
・大宮東警察署
・さいたま県土整備事務所
・さいたま市産業廃棄物指導課
・さいたま市見沼区くらし応援室
これらのデータを基に4月に予定している行政訪問時に監視カメラの設置・パトロールの強化等を依頼してきました。
自治会だより2月号で報告した環専の定点観測で、3月11日に春野小校庭の隣の公園で地面に40センチ程の穴の報告がありました。早速さいたま市公園緑地協会に連絡し、対応して頂きました。パイロンによる応急処置で、パイロンを設置していても石見銀山遺跡で転落事故が発生している事から、4月の行政訪問時、恒久的処置を依頼します。
環境専門委員会主催の「第8回深作遊水池探鳥会」が行われ、17名が参加し、 25種類の野鳥を観察出来ました。今回も遊水地公園でカワセミに会えました。
期待したベニマシコには会えませんでしたが、 上空を飛ぶチョウゲンボウを観察出来ました。次回は今年の12月を予定しています。関心のある方のご参加を待っています。(写真は別日撮影)
3月5日観察のカワセミ
ベニマシコ
チョウゲンボウ
東三番街から23名の参加をいただき、桜の剪定会に合わせて遊水地内のゴミ拾いを行いました。ご参加ありがとうございました。
当日は、@遊水地の団地側とA綾瀬川側の両岸の他に、B綾瀬川側の広い道の3ルートに分かれゴミ拾いを行いました。
両岸水辺に流れ着いたゴミを数多く回収し、広い道は女性主体で3cm以下のプラごみを徹底的に回収いたしました。参加いただいた皆様、大変お疲れさまでした。遊水地に関心を持ち、このような定期的なゴミ拾い活動を行う事により、この数年遊水地の環境は大きく改善しています。今後も皆様のご協力をお願いいたします。
なお、遊水地内の清掃活動は、1994年の東三番街完成当初から始まっており、当時は遊水地内に子供たちも入ってゴミ拾いを行っていました(下写真)。その後、樹が生い茂り、遊水地奥まで入ってのゴミ拾いを行うことは少なくなっていました。
2020年に遊水地内の伐木整備が行われ、以前に比べ入り易くなりカワセミを初め多種の野鳥と容易に会える観察地に変わってきました。
今後も皆様の美化活動のご協力により、この遊水地が東三番街住民のベネフィット(持つ喜び、住む喜び)に繋がればよいと自治会・環境専門委員は考えています。
(遊水地の豆知識)
遊水地内に生い茂り春には綿毛の種を飛ばす樹ですが、「丸葉柳(マルバヤナギ)」で、東北地方中部以南から九州の湿地に生え、高さ10〜20mになる落葉高木です。2月5日に行われた「五感で親しむ深作遊水地(遊水地の植物観察会)」で教えていただきました。
環境専門委員会では定期的(月1回)に東三番街・深作多目的遊水地及び旧荒井産業跡地周辺の写真撮影を環境専門委員の持ち回りで行っています。
撮影は下の表の内容で2012年4月から行っていて、クラウドに保存し、検索可能にしています。
☆対応の例(一部を項目別に説明します。)
Ⓐについて
@8の字園の通路上の水溜まり(2015年)大きくなったり小さくなったりしていたが、全く通行できなくなり、修繕を依頼しました。
A遊歩道(三番街・一番街間 2号棟付近)の欅の枯れ死
毎月の報告での写真を良く観察すると、欅が1本無くなっているのに気づき、行政に植樹を依頼しました。
Bアサザ(浮葉性植物、埼玉県絶滅危惧U類 VU)が遊水地公園に見られなくなりました。
埼玉県絶滅危惧U類−埼玉県において絶滅の危険が増大している種2012年にはアサザが確認されましたが、現在は見かけません。東宮下親水公園では確認されています。他にジョウロウスゲがありました。
Ⓑについて
Cバスどおりの歩道の段差
当月の担当者から報告があり、調査したところ、13か所あり、行政に修理を依頼しました。
D草紅葉(8の字公園、遊水地公園)の景観の保全
8の字公園や遊水地公園には定期的に草刈りが入るので環境専門委員にとって、草紅葉の認識はありませんでした。定点観測を担当した委員の報告により認識した次第です。行政に草刈りのタイミングを考慮して貰う依頼をし、昨年度は素晴らしい草紅葉を楽しめました。今年度は行政の担当者が変わってしまった為、草紅葉が始まる直前に草刈りが行われてしまいました。今年度の行政訪問時、年度初めに草紅葉を考慮した草刈りの計画をして貰う依頼をする予定です。
Ⓒについて
E特定外来生物(カミツキガメ)
三番街居住者及び環境専門委員からカミツキガメの報告があり、対応を県・中央環境管理事務所、大宮東署に相談し自治会だよりに掲載しました。
☆その他・春野・深作周辺の気になる事象(全て対応済)
@荒井産業付近の土木工事
A公園の古いベンチ
Bキツネの死骸
C特定外来生物オオフサモ(深作川)
12月11日(日)に環境専門委員会主催で「第7回深作遊水地探鳥会」を開催しました。19名が参加し、25種類の野鳥を観察出来ました。全員がカワセミとエナガを観察することが出来ました。テレビで話題の北海道のシマエナガは、エナガの亜種です。
探鳥会の時にキンクロハジロと判断した野鳥は、後日の写真撮影で内陸部では珍しいスズガモでした。交雑種の可能性もあるので、日本野鳥の会埼玉に確認を依頼中です。[参加者の声]思い立ったが吉日、物見遊山で初めて妻と一緒に参加しました。
三番街の団地内だけだとカラス、鳩、スズメ、メジロ、あの騒々しかったムクドリぐらいしか見かけませんが、チョット歩くと色々な野鳥が発見出来ました。遊水地の中に入ると綺麗な鳥を発見、それがカワセミでした。とても綺麗で感動しました。散歩とバードウォッチングを兼ねた会、健康と目の保養のためにも楽しく参加しました。次回も参加しようと思います。
☆「カワセミ」は「見沼区の鳥」に指定されています。
観察した野鳥(声だけを含む) 25羽
1 | カルガモ | 8 | カワセミ | 15 | セグロセキレイ | 22 | アオジ |
2 | コガモ | 9 | コガモ | 16 | シジュウカラ | 23 | ダイサギ |
3 | スズガモ | 10 | エナガ | 17 | ジョウビタキ | 24 | アオサギ |
4 | マガモ | 11 | モズ | 18 | ハシボソガラス | 25 | ドバト |
5 | カイツブリ | 12 | ツグミ | 19 | ハシブトガラス | ||
6 | キジバト | 13 | スズメ | 20 | カワラヒワ | ||
7 | ヒヨドリ | 14 | ハクセキレイ | 21 | ウグイス |
カワセミに見入る参加者
スズガモ
マガモ ♂♀
環境専門委員会では、不定期(原則毎月第2週に1回)で、遊水地や深作川堤防の清掃を行っています。今回は12月10日(土)に深作排水機場から下流の、深作川の堤防の清掃を行いました。ゴミのない堤防はすっきりして、散歩も気持ちよく出来るようになリました。 今後は清掃日を事前に自治会ホームページおよび結ネットにご案内する予定ですので、ふらっと参加されるのも歓迎です。
埼玉県の美化活動団体に加入しているので、傷害保険の対象活動です。
「プラごみゼロウィークの参加、ありがとうございます。」
10月30日(日)に、ゴミ拾いをアーバン5自治会、ひがしはる野、はる野4丁目北の遊水地協議会(7自治会合同)で遊水地内を含めた清掃を行いました。
前回、遊水地内のゴミが多く終了予定時間を過ぎても遊水地内のゴミ拾いが終わらなかった反省から、今回は遊水地内を主に清掃活動を行いました。
東三番街自治会:49名、東二番街自治会:31名の参加があり、その他の自治会を加えると約110名の参加になりました。多くの参加を頂き、ありがとうございました。
なお、ゴミ拾いの際に、三角地帯(遊水地北部)に大量の丸太が投棄されていましたが、さいたま県土事務所(遊水地管理部門)に連絡し回収していただきました。その際に、車での大型ゴミ持ち込み予防の為、簡易バリケードと不法投棄警告の看板が設置されました。
定期的な地域住民の清掃活動および行政の協力により遊歩道を含む遊水地内外のゴミ放置は、ここ数年大きく改善されています。
「割れ窓理論」※というものがありますが、ゴミ拾い等で投棄ゴミの放置を許さず、きれいな環境を維持していけば、住みやすい(住みたい)環境になります。
また、その他にも日常の散歩がてらゴミを回収していただいている方、春野以外の深作、丸ケ崎地区の大型違法ゴミをも都度行政に回収依頼しているMさんの努力があると思います。日頃のご活動に感謝いたします。
その他ですが、プラごみゼロウィーク後の11月7日(月)にコスモ横のT字路にバッテリーを含む大量のゴミが放置され散乱していました。東五番街自治会長が「くらし応援室(048-681-6026)」へゴミ回収依頼され、バッテリー等は、Mさんから廃棄物課に回収依頼されました。皆様も大量のゴミ放棄がありましたら「くらし応援室」へ連絡をお願いします。(環境専門委員会)
※「割れ窓理論」:建物の窓が壊れているのを放置していると、誰も注意していないと他の窓もまもなく全て壊されてしまう。反対に割れた窓をすぐに修理すれば、他の窓が割られることはない。
@環境省主催事業(全国水生生物調査)に参加(毎年、春野図書館横の深作川で実施)
川にすむ生き物を採集し、その種類を調べることで、水質(水のよごれの程度)を判定する調査です。全国約8万人が参加しています。カワニナ類、タニシ類、アメリカザリガニも指標生物になっています。コロナの影響で3年振りの開催でしたが、最近の深作川の浚渫(しゅんせつ:河川などで広い範囲にわたり水底を掘ること)の影響で指標生物は全く見つかりませんでした。
※調査場所(赤丸部)
A環境専門委員会の調査(毎年、深作遊水地内で実施)
公園部を含む深作遊水地に餌付きの捕獲籠を仕掛け、一定時間後に掛かった水生生物(エビ類、魚類)の種類、匹数を調べ深作遊水地の環境変化を見ています。但しこの籠は、ブラックバスの成魚等の大型の魚を捕獲出来る大きさではありません。
19年、20年で大きく減った匹数が、21年(昨年)は著しく改善していました。今年の集計は終わっていませんが、概略、維持している様です。
特筆すべきは、5年振り(17年以来)に特定外来生物のブルーギルの幼魚が1匹、捕獲されたことです。存在が確認されているブラックバスだけでなく、ブルーギルの繁殖も再度、確認されました。
<ブルーギル>
<モツゴ>
<スジエビ>
9月初旬からバス通りの電線や欅に夕刻からムクドリがやって来て朝まで居続け、ギャ〜ギャ〜という鳴き声と大量の落し物に悩まれた方も多かったと思います。
そこで、東三番街自治会と環境専門委員会の合同でムクドリ追い払い作戦を実施しました。
実施日時:9月10日(21時)、11日(19時)、12・13日(18時)
実施内容:拍子木を叩いて音をたてる、欅を揺すったり棒で叩いたりする、ムクドリに危険を知らせる鳴き声の音源を鳴らす、長い竿などにヒラヒラする物を付けて近くで脅すなど色々な事をしました。
その結果、何が効いたのか実施から4日目には三番街の周りから徐々にムクドリの数が減り5日目にはムクドリの姿が見えなくなり、ムクドリ追い払い作戦の一旦終了を宣言しました。
皆さんのご協力、ありがとうございました。再度ムクドリが戻ってきたら、追い払い作戦を再度実施します。その時は騒音が発生しますが、ご理解ください。
以下、追い払い前と追い払い作戦実施中の写真です。 (会長)
<電線に止まるムクドリの群れ>
<長い竿で揺らす>
<ヒラヒラで脅かす>
<嫌がる音を鳴らす>
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環境専門委員会記事一覧
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